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離散家族訪問、来月16日に実施

南北閣僚会談・金剛山陸路観光も



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次回会談は来月26日から

 【ソウル】ソウルで15日から開かれていた第5回南北長官(閣僚)級会談は18日、3回目の全体会議の席上で、5項目の共同報道文を発表した。

 発表によれば、第4次回散家族訪問団の交換を、秋夕に合わせた10月16日から18日までソウルと平壌で同時に実施する。次回の離散家族再会の規模は、従前通り双方100人規模になる模様。また、第6回南北長官級会談は同月26日から29日まで3泊4日の日程で、平壌で開催することで合意したことなどが盛り込まれている。

 そのほか、離散家族再会に先立つ10月4日、金剛山陸路観光を協議するための当局間会談を開催することにした。10月23日から26日まで長官級会談の傘下協議体である経済協力推進委員会を開き、京義線鉄道・道路連結、電力協力問題、南北韓とロシアとの鉄道連結協議およびガス管通過など、8項目の南北間経済の懸案について協議することにした。

 このほか、テコンドの師範団交換でも合意し、北側は10月、南側は11月に双方の地域に派遣する。韓国側の李鳳朝会談スポークスマンは、「金剛山陸路観光の問題は、軍事問題にからむ問題だが、北の内部の特殊な事情を勘案し、会談の内容に盛り込むことで早急に進展することを期待する」と述べた。


(2001.09.19 民団新聞)



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