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米国同時多発テロ事態で

金宰淑団長が談話文



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海外韓民族代表者協議会会長名で

 米国同時多発テロ事態に対して金宰淑・海外韓民族代表者協議会会長(在日本大韓民国民団中央本部団長)は14日、談話文を発表、強く糾弾すると同時に被害同胞への義援金送付運動などを呼びかけた。全文は次のとおり。

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 9月11日、米国の心臓部であるニューヨークとワシントンでの史上最悪の同時多発テロによって、数千名の人命被害が発生した事態に対し、われわれは大ききな衝撃を受け、深い哀しみと憤怒の気持ちを禁ずることができません。

 われわれはこの残忍で無差別なテロで犠牲となった方々に深甚なる哀悼の言葉を送ります。

 われわれは人類の生命と安全を脅かすこのようなテロ行為を、理由が何であれ決して容認することができず、人類の平和に対するこのような蛮行を強く糾弾するものです。数千名の無辜な市民の人命が犠牲となったこのたびのテロ大惨事で、わが同胞も莫大な被害を受けました。その方々の安全と回復のために、われわれは同胞愛で最善を尽くさなければなりません。

 われわれは同じ海外同胞の立場から被害同胞を助けるため、義援金送付運動など、適切な対策を立てましょう。

 悲しく不安な心情にある被害同胞が、その地域社会の市民と一緒に一日も早くこの危機に打ち勝つことができるよう、われわれも同胞として支援運動に参列しましょう。

 このたびのテロ事態で犠牲になった方々にもう一度深い慰労の言葉を送りながら、海外同胞の惜しみない協助をお願いいたします。


(2001.09.19 民団新聞)



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