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KOWOCがボランティア1万6000人選抜



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応募4万8000人

 2002年5月末から開かれるサッカーのワールドカップ大会を側面から支えるボランティア1万6196人が最終選抜された。

 韓国のワールドカップ組織委員会(KOWOC)は9月25日、ボランティア志願者4万7680人の中から経験や能力、外国語の会話能力、長期勤務の可能性などを審査した結果として発表した。

 外国語サービスをはじめ、メディア・登録、通信・出入国管理・チケット検査など、13の分野別に選ばれたボランティアたちは、来年のW杯期間中に大会本部と10カ所の開催都市で運営を支えることになる。

 今回選ばれたボランティアは、優秀なボランティア志願者が多かったため、当初の募集人員の1万2604人より28%多くなっている。

 女性が56%で、年齢別には20代が52%と多くを占めている。70歳以上の高齢者も全体の1%に当たる121人も選ばれている。大学生を含む学生が過半数を超える53%で最も多く、自営業が13%、主婦が8%、会社員や公務員が6%。

 92・5%に当たる1万5388人が外国語の能力を持っており、言語別に見ると、国際サッカー連盟(FIFA)の公式言語である英語(1万317人)、フランス語(721人)、ドイツ語(505人)、スペイン語(360人)となっている。共催国である日本語(2592人)と多くの観光客が予想されている中国語(652人)の会話ができる人も多い。

 海外在住者の中からもアメリカ(270人)とカナダ(137人)、日本(50人)など36カ国で670人が選抜された。外国人の場合、アメリカ・日本・中国など20カ国から115人が選ばれた。

(2001.10.03 民団新聞)



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