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東京国際映画祭、27日から

許秦豪監督作品も



 第14回東京国際映画祭が27日から11月4日まで、東京・渋谷区のBunkamuraを中心とした各劇場で開催され、韓国映画17作が上映される。今年の自主企画部門への応募作品は、世界49カ国・地域から576本を数え、うち76本が上映、協賛企画でも韓国映画の秀作が紹介される。

 今回、自主企画部門のコンペティション部門で上映される韓国映画は、大ヒット作となった「8月のクリスマス」の許秦豪監督の2作目になる「春の日は過ぎゆく」、シネマプリズム部門では、文勝旭監督の「バタフライ」と林相洙監督の「ティアーズ」のほか、中・短編6作品を含む計9作品になる。

 「春の日…」は、章明監督の「週末の出来事」、田中光敏監督の「化粧師―KEWAISHI」、ティム・ブレイク・ネルソン監督の「オー」など13編の世界有数の作品と「東京グランプリ」をめぐって激しい競合を繰り広げることでも注目される作品だ。

 「春の日…」の許監督、出演男優のユ・ジテ、女優のイ・ヨンエ、「ティアーズ」の林監督らがゲストとして来日する。

 また、韓国文化院、韓国映画振興委員会、東京都などで構成される、コリアン・シネマ・ウィーク実行委員会主催による「コリアン・シネマ・ウィーク」が30日から11月4日まで、東京国際フォーラム映像ホールで開催され、最新作の未公開作品6作が上映される。

 作品は、金サンジン監督の「新羅の月夜」、クァク・ジョエン監督の「猟奇的な彼女」、パク・フンシク監督の「私にも妻がいたらいいのに」、ソン・ヘソン監督の「パイラン」ほか。韓国で話題になった作品で、いずれも日本での配給先が決まっていないという。

 先着50人(全席指定席)、入場券1000円(各回入替え)。問い合わせは、韓国文化院(03-5476-4971)。

 問い合わせは、ハローダイヤル(03-5777-8600)、同映画祭チケットガイド(03-3563-6407)、同映画祭ホームページ:http://www.tiff-jp.net

(2001.10.17 民団新聞)



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