民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
キムチやチヂミ韓国料理に人気

三重・大阪でフェスタ



キムチの漬け方を指導する
婦人会のオモニたち(三重)

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キムチ教室満員

 【三重】三重県で初の「光州キムチ祭り」が7日、津市お城西公園で三重県労働組合と光州広域市労働組合共催で開かれ、訪れた2万人の市民の舌を楽しませた。

 白菜や大根のチョンガクキムチが販売されたほか光州市から専門講師を招いての「キムチ作り方教室」では3回(1回に60人)に分けて開催する盛況ぶりとなった。婦人会三重県本部の李日伊会長や崔美代総務部長をはじめ17人のオモニたちも応援に駆けつけ、1日講師として各テーブルで熱心に指導した。

 200円の講習チケットはすぐに完売し、李会長は「キムチがこんなに人気があるとはびっくり。今回は手伝いですが、来年は婦人会独自で出店するなど企画を練りたい」とキムチフェアの成功を喜んだ。

 光州広域市と三重県は8年前に労働組合同士が姉妹結縁をして以来、相互訪問など親善交流が行われてきた。東京、大阪で開催された光州キムチフェアが成功裏に終わったのを知った三重県労働組合が「是非三重県でも」と呼びかけて実現した。今回の成功をふまえ、今後日韓友好親善促進に拍車をかけたいとしている。


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チヂミでアピール

 【大阪】地元恒例の泉大津だんじり祭りが6、7日の両日行われ、民団泉大津支部(朴道秉団長)と婦人会同支部(李春工会長)協力のもと、沿道にチヂミや豚キムチなど韓国料理のおいしさをアピールしようと、屋台を出店した。

 地域奉仕の一環として行われた初の試みで、民団役員のほか婦人会のオモニら10余人が参加、地域市民の人気を呼んだ。

 同支部では、団員へのサービス向上に、このほど会館の団長室を「オソオセヨ・いこいのひろば」としてオープンした。同支部管轄には766世帯2300人の団員が住んでおり、朴団長は「3年前、地域の老人いこいの家がなくなったこともあり、会館内を住民にも使用させてほしいとの声に、団長室を開放した」と話し、自由に使ってほしいと広く呼びかけている。

 安有恒事務部長によれば、各書籍や韓国ビデオの観賞、衛星放送をはじめ広く韓国文化に触れることもでき、地域住民とのふれあいを充実化させたいとしている。

(2001.10.17 民団新聞)



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