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韓国風味付けで給食一新

決め手はキムチとニンニク



給食の様子

 【大阪】白頭学院建国学校(李英秀理事長、姜駒錫校長)は9月から給食内容を一新、これまで以上に韓国カラーを前面に押し出したこだわりのメニューが好評を博している。

 温かいご飯とスープを基本にしており、副菜はすべて韓国風の味付け。おなじみのメニュ―でも、ニンニクやキムチを加えることでより韓国風の味付けにした。たとえば、「肉豆腐」は「キムチ入り肉豆腐」に、「さばの煮付け」も「さばの韓国煮」といったぐあいに様変わり。

 キムチが食卓に上るのは現在、週2回程度だが、いずれ定番化していきたい意向だ。なお、試験的に月1回だけはパン食も取り入れている。

 1食あたりの単価は230円から310円と現行より80円ほど割高となったが、父兄からの評判は上々だという。

 同校が幼・小・中学生の昼食に給食を導入したのは82年から。当時は公立学校向けの統一メニューを一部アレンジしていただけだった。このため1年前から李福子教諭が給食改革に取り組んできた。

(2001.10.17 民団新聞)



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