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外国人市民ら3千500人集う

伊丹マダン



 【兵庫】出会いの広場・伊丹マダンが11日、市立伊丹小学校で在日同胞や地域日本人、外国人市民ら3500余人が参加して開かれた。伊丹マダン実行委員会(方政雄代表)と伊丹市が主催、同市教育委員会が後援するもので、今年で6回目を迎えた。

 農楽隊が会場周辺を練り歩いたあと、ステージでは伊丹チャンゴ教室の演奏やグループ「ナビ」による民族舞踊、タイ舞踊、阪神大震災時に独特なちんどん屋のスタイルで、神戸被災地で出前演奏を続けてきたグループ「ソウルフラワー・モノノケサミット」のコンサートなども繰り広げられた。リズムにあわせてオモニやアボジたちが踊りだすなど、会場は終始和やかなムードに包まれた。また、ステージ横の民団伊丹支部(李貞煕支団長)と婦人会同支部(鄭秋子会長)が昨年同様、朝鮮総連と隣同士で販売したチヂミ、トックなどには大勢の列が連なり人気を呼んだ。

 井手紀子実行委副代表によると、伊丹市には37カ国3600人(在日同胞2700人)の外国人が住み、マダンの参加人数も年々増えるなど、完全に市民まつりとして定着した、と話している。

(2001.11.14 民団新聞)



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