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韓日の民話題材にJPスタジオ公演

27日北九州市で



 第9回北九州演劇祭招へい公演が27日、北九州市小倉北区の女性センター「ムーブ」ホールで開催され、「チュムノリ・鼓と舞」(構成・演出:関矢幸雄)が披露される。

 出演は、在日韓国人舞踊家を団長とする韓国歌舞団・JPスタジオ。同作品は、文化庁芸術参加作品として96年10月に初演されている。

 第1部「鼓と舞」では韓日の太鼓による共演をはじめ、サムルノリと剣の舞、農楽、三鼓舞など、躍動感あふれる韓国伝統芸能を紹介する。韓国民話「放鯉得竜女」と日本民話「浦島太郎」から創作された第2部の舞踊劇「龍宮の贈り物」は、母と子の愛情を軸に、自然界への感謝、心の清らかさをテーマに描かれており、韓国の伝統音楽とコミカルで優美な動きが合わさった見応えのある作品。

 同作品はJPスタジオの代表作で、国籍や民族を超えて子どもから大人まで楽しめる。

 開演19時、前売り大人2500円、子ども(中学生以下)1000円(当日は500円増)。

 問い合わせは、北九州演劇祭事務局(093-583-5200)。

(2001.11.14 民団新聞)



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