民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
「あすなろ信組」が発車

長野、栃木、群馬商銀が合併



長野に置かれた本部前で
テープカットする関係者

 【長野】地域ごとの再編に向けて合併構想を推進してきた長野、栃木、群馬の3商銀信用組合が26日に合併、「あすなろ信用組合」として新たにスタートした。

 民団中央本部の金宰淑団長、崔元吁駐新潟総領事ら関係者や職員30余人が参席して同信組本部(旧長野商銀本店)でオープニングセレモニーが開かれ、新信組のスタートを祝った。

 在日韓国人信用組合協会(韓信協)が合併・普銀転換構想を断念して、地域ごとの合併推進を打ち出してから初めての健全組合同士の合併となった。

 新信組は、7月に関東財務局の許可を条件に合併合意書に調印し、10月には臨時総代会で合併が決議されていた。

 新信組は長野、栃木、群馬の3県に7店舗、組合員4700人、預金高337億円余(10月末現在)となる。また、営業区域は山梨県を加えた4県になる。

 新信組の役員は、会長に陳東徹旧栃木商銀理事長、副会長に鄭進旧長野商銀会長、李護淑旧群馬商銀会長兼理事長、理事長に尹昌旭旧長野商銀理事長がそれぞれ就任した。

(2001.12.05 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ