民団新聞 MINDAN
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金剛卒業生が在校生を激励

母校の発展を願い



 【大阪】金剛学園高校の卒業生5人がパネリストになって母校の思い出を語り、在校生とともに今後の母校の発展について語り合う同校初のパネルディスカッションが11月22日、同校音楽室で開かれた。

 パネリストの一人、李文夫さんは「教師からはなにごとにも勇気をもって闘い、日本人に負けるな。社会に出ても日本人の倍働けとよく言われたが、これが日本社会で生きる原点になっている」と話した。また、趙栄吉さんは「一番大切なものをこの学園で教えてもらった。自分が在日韓国人であることを受け入れることができるアイデンティティの確立につながった」と語った。

 この日のパネルデイスカッションに参加していた現役の高校生から「授業より楽しかった」といった声が多く聞かれた。

(2001.12.05 民団新聞)



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