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民団中央本部幹部が「金剛山」視察



 11月18日で3周年を迎えた金剛山観光事業のテコ入れに乗り出した韓国観光公社(趙興圭社長)は、民団中央本部の3機関役員や婦人会幹部、同胞言論機関22人を11月20日から22日までの2泊3日、金剛山視察旅行に招待した。

 現代峨山が運営する「観光特区」とはいえ、民団幹部らが団体で北韓を訪れたのは初めてのこと。一行は世界に誇る金剛山の絶景を目の当たりにして、感嘆することしきりだった。

 ニッカーボッカー姿で九竜淵コースの頂上に立った福岡県本部の姜泰守団長は、「次回は本部単位で来たい。今回はその下見」と早くも2度目の訪問に期待を示した。宮城県本部の朴鍾煥団長も「ずっと来たいと思っていた」と終始笑顔を見せていた。

 「禁断の地であった北の大地に、民団として一歩を踏み出した意義は大きい」。中央本部の崔萬斗副団長の言葉が、参加者の共通の思いだった。韓国の現代グループが98年から進めてきた金剛山観光の観光客は42万人を超え、当初の韓国からの観光客だけでなく、在日韓国人や日本人にも門戸を開き始めている。

(2001.12.05 民団新聞)



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