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民団伏見、新会館お披露目


10年来の念願かなう



改築を終えた会館

 【京都】民団京都伏見支部会館の改築工事がこのほど終わり、16日の同支部主催の送年会で一般団員にお披露目された。

 新会館は鉄骨造りの2階建て。敷地面積84・59平方b、建物面積は156・42平方b。旧会館にはなかった防犯装置を新たに採用、明かり窓も大きくとった。工事は8月1日から始まり、11月の末に終わった。1階が事務所と会議室、台所。2階のフロアは多目的ホールにした。建設費用には3500万円をかけた。

 34年前に建設された旧会館は老朽化が進み、新築は10年前から歴代支団長の懸案事項となっていた。趙日植現支団長の時代になって資金のメドもつき、建て直しに踏み切った。不足分の1000万円は趙団長自ら4000人余りに上る団員宅を奔走し、寄付を募った。

 趙支団長は「10年前から建設資金を貯金してきた。あとはいつ立て直すかの決断だけだった。この不況下、寄付金集めがいちばん辛かった。いまは建物が新しくなったことで団員たちの喜ぶ顔にほっとしている」と話していた。同支部婦人会の李順伊会長は「会館が明るく使いやすくなったのがなによりうれしい」と喜んでいた。

(2001.12.19 民団新聞)



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