各地でオリニクリスマス会

ゲームを楽しむオリニたち （大阪・福島支部）

　【大阪】民団福島支部（金明石団長）主催の第５回オリニクリスマスパーティーが12月16日、同支部会館２階で地域のオリニ20余人が参加して開かれた。

　オリニたちはビンゴゲームやユンノリなどで遊んだあと、プレゼント交換をしたりと楽しいひとときを過ごした。

　唯一、同支部で今年の夏にソウルで開かれたオリニ・ジャンボリーに参加した金紀英君（小５）は、みんなからその時の感想を聞かれ「友だちがたくさんできて良かった。韓国語ができなかったのが残念。また行きたい」と元気よく答えた。

　ケーキやお菓子をほおばり、無邪気に遊ぶオリニたちを横目に金団長は「これからはこの子たちが在日として生まれたことをハンディーと思うのではなく、プラス思考に考え、韓日両方に通じる社会人に育ってほしい」と目を細めていた。

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愛知ではオリニＪ参加者が多数参加

　【愛知】今年夏にソウルで開かれたオリニジャンボリーに参加した愛知のオリニたちを対象にしたクリスマス会が16日、名古屋市の国際センターでオリニ20人と父母らあわせて30余人が参加して開かれた。

　同会はオリニ・ジャンボリーで固まったオリニ同士の親睦を帰日後も深めていこうと、父母の有志によって開催された。ジャンボリー後の９月にも第１回交流会が開かれており、今回が２度目。

　出席名簿には、ほとんどのオリニがジャンボリーで学んだハングルで名前を記入するなど、父母たちもジャンボリーの成果に改めて驚いていた。

　国際センターで開かれていた韓国紹介行事でも、ジャンボリーのテーマ曲「故郷の春」を披露した。父母の有志たちは、これを機会に同胞父母のネットワークを作りたいと意気込んでいる。

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愛知・中村支部
「人間知恵の輪」でオリニの輪

　【愛知】民団愛知・中村支部（鄭末永支団長）でも16日、愛知韓国人会館でオリニ・クリスマス会を開いた。

　同会は同支部の婦人会や青年会ＯＢ会が主体となって、地域のオリニの輪を広げようと毎年開催されている。今年もオリニ50余人と父母らあわせて150余人が集う盛況ぶり。手首をロープでつないだ「人間知恵の輪」などのゲームで楽しんだ。

（2001.12.19　民団新聞）