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「○○の年」指定やめる

韓国・文化観光部



 「国楽の年」「美術の年」など、政府が毎年特定の芸術ジャンルの名前を付けて10億〜12億ウォンの予算を重点的に支援し、様々な分野で活用されてきた「○○の年」制度が施行12年目の来年からなくなる。

 文化観光部は12月14日、「91年の『演劇映画の年』から始まり、今までほとんどのジャンルで一度は施行されたと思われ、今年の『地域文化の年』を最後にこの制度を終了することにした」と発表した。

 この制度については、特定芸術分野に国民的関心を集めるなど、沈滞した文化芸術界に活気をもたらす優れた事業だという肯定的評価と、政府が内容の充実よりは対外的事業に重点を置く「展示用行政」という批判がともに提起されてきた。

(2001.12.19 民団新聞)



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