| 卒業証書を手渡す姜校長 |
万感の思い胸に姜校長
【大阪】各地民族学校のトップを切って白頭学院・建国高校(李英秀理事長、姜駒錫校長)の第52期卒業式が1月31日、同校体育館で行われ、男女あわせて46人が学舎を後にした。
就任間もない姜校長にとっては卒業生を送り出すのは今年が初めて。教頭当時からその成長振りを見守ってきた卒業生一人ひとりに「チュッカハムニダ(おめでとうございます)」と声をかけながら、万感の思いで卒業証書を手渡していた。
祝辞で李英秀理事長は「国際人として指導的な人物になって在日同胞社会で役割を発揮されることを期待しています」と希望を述べた。また、来賓の兪炳宇駐大阪総領事は「一人ひとりが夢をもって、いつのときも努力をして下さい。日本社会でも必要な人になって下さることを期待しています」とはなむけの言葉を贈った。
卒業生を代表して金昭賢さんが「先生たちに教えていただいたこと、建国高校の卒業生であることも忘れません。社会でまたお会いしましょう。今日は素晴らしい出発の日です」とまたの再開を約束していた。
(2002.02.06 民団新聞)
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