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歴史教育・アジア市民の連帯へ

まず日本組織立ち上げ



 「歴史教育アジアネットワークJAPAN」の発足集会が2日、東京・渋谷の全理連ビルで行われた。同ネットは昨年、問題となった「新しい歴史教科書」(扶桑社版)の記述内容を批判、文部科学省の検定合格後も全国で採択阻止運動を繰り広げてきた市民、教師、保護者が、韓国や中国などアジアの市民との連帯を探るため結成した「アジアネットワーク」の日本組織。

 この日の集会には「アジアの人々との歴史の共有をめざして」250人が参加。共同代表の一人で「子どもと教科書全国ネット21」の事務局長を務める俵義文さんは今後の活動方針にふれ、「アジアの人々との共有を目指して活動していくことが大事」と指摘。具体的な活動として情報の分かち合い調査・研究活動ジェンダーの視点を重視した共通の歴史副読本づくりなどを挙げた。

(2002.02.06 民団新聞)



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