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第53回雪祭り始まる

札幌に「光化門」再現



 【北海道】北海道の冬を彩る第53回さっぽろ雪祭りが5日、札幌市内の大通公園など3会場を舞台に開幕した。

 今年の雪まつりには、312基の雪氷像が造形美を競う。特に今年は、サッカー・ワールドカップ(W杯)の韓日共催を記念し、王宮・景福宮の正門「光化門」とハングルを制定した世宗大王の大雪像が韓国政府や駐札幌総領事館の協力によって製作された。ア―チ型三門の上に、木造2階建ての楼閣を構えた韓国を代表する建造物が、見事に再現され、市民の目を楽しませた。

 また、開幕を控えた3日、韓日交流イベント「ゆきまつりうたのコンサート」を同会場で開く子供たちに、駐札幌韓国総領事の夫人の朴愛利さんが韓国の歌「アリラン」や童謡「ふるさと花のまち」を教えた。同コンサートは、W杯の成功を祈り、大通会場(西8)に「光化門」の大雪像が制作されることから、韓国総領事館が要請し、開催が決まった。

(2002.02.06 民団新聞)



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