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玉冠文化勲章受賞で前田憲二監督祝う会

知人らが開催



 昨年10月20日、韓国政府は前田憲二監督に「玉冠文化勲章」を授与したが、監督と親交の深い人たちによる受賞を祝う会が1月26日、東京の東方会館で開かれた。

 発起人の一人、常葉学園大学の金両基教授は「韓国の文化・芸術をこれほど愛した人はいない。人徳という財産をいかしながら今後の活躍を大いに期待する」とあいさつ。韓国文化院の金鍾文院長も「文化交流事業への貢献度で外国人に勲章が授与されるのは初めてのこと」と讃えた。

 乾杯の音頭に立ったルポライターの鎌田慧さんは「過去の歴史を直視しない民族の一員に、勲章を与える韓国政府の寛大さに驚いた。韓日の新しい友情のために、もっと関係を深め、掘りさげてほしい」と語った。

(2002.02.06 民団新聞)



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