民団新聞 MINDAN
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2・8独立宣言83周年記念式典開く

先駆精神の継承誓う



ゆかりの地、在日韓国YMCAで開かれた
2・8独立宣言83周年式典

 日本の植民地統治下、敵国の首都・東京で民族の自主独立を叫び、3・1独立運動のきっかけをつくった在日留学生らによる2・8独立宣言から83周年にあたる8日、ゆかりの在日韓国YMCAで記念式典が行われた。

 この日の式典にはYACA関係者をはじめとして崔相龍駐日大使、民団中央本部の金宰淑団長、首都圏の民団や婦人会関係者ら200人が参列。また、本国からは李在達国家報勲処長と光復会の尹慶彬会長ら30人余りが駆けつけ、若き学徒たちの先駆的な進取の精神を受け継いでいくことを誓い合った。

 開式辞を述べた全奎長同YMCA理事長はワールドカップ共同開催を目前に控え、「両国間の真の友好親善を推進するにあたっても、世界平和と人類文化に対する貢献を誓った崇高な2・8精神がその支柱になるであろう」と述べた。

 同じく民団中央本部の金団長も「ワールドカップ韓日共催を成功させ、在日同胞社会の飛躍的発展に結びつけていこう」と呼びかけた。

 また、独立宣言文が在日韓国留学生連合会の千経玻会長によって読み上げられた。

(2002.02.13 民団新聞)



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