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余婦人会長講師に旧正月の作法学ぶ

関西文化院が講演会



 【大阪】関西韓国文化院(劉殷相院長)は8日、婦人会大阪府本部の余玉善会長を講師に招き、韓国のソルナル(旧正月)をテーマにした今年度第1回目の講演会を開いた。

 会場の駐大阪総領事館3階には婦人会員、日本人市民ら120余人が詰めかけた。余会長は、体験談を通して旧暦の正月を祝う韓国の風習、作法に関してやさしく解説し、特に日本との相違点や伝統的な遊び、食べ物などについて詳細に語った。

 尼崎市から駆けつけた永野彰さん(69)は「目上の人や先祖を敬う韓国人の情、礼儀作法などを分かりやすく教えてもらえて本当によかった」と喜んでいた。劉院長によると、今年は「韓日国民交流の年」「韓日共催ワールドカップの年」にちなんだ文化講演会を多く開く計画で、多くの市民の参加を呼びかけている。

 次回は3月8日午後2時、スポーツライター・賀川浩氏の「韓国と日本のサッカーいまむかし」と題した講演会を開く。

(2002.02.13 民団新聞)



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