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離散家族相互訪問の実施日

北韓、依然返答せず



「旧正月」は霧散

 【ソウル】民族の名節で、韓国最大の祝日である旧正月(12日)を期して実施が切望されていた第4回南北離散家族相互訪問は、大韓赤十字社側の事前実務協議提案などに対して、北韓の赤十字中央委員会側が沈黙を続け、返答をよこさず実現しなかった。

 韓赤は1月29日、徐英勳総裁の名義で北韓赤十字会の張在彦委員長宛てに電話通知文を送り、旧正月を迎え、離散家族相互訪問の再開とそのための赤十字連絡官の接触を提案したが、北韓側は無視した。

 韓赤は昨年12月12日、第4回離散家族相互訪問の「年内の実現」に向けた実務代表の会合を北赤に提案したが、この時も北赤側は提案を無視し、離散家族相互訪問の実現を先送りにした。

(2002.02.13 民団新聞)



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