民団新聞 MINDAN
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韓国料理出張講座が大好評

民団と婦人会西播支部が無料で



児童や父母を指導する婦人会オモニたち

自治体や学校から問合わせ殺到

 【兵庫】地域の韓日交流は民俗料理から―。サッカーのワールドカップ韓日共催を機に、民団西播支部(鄭豪基団長)と婦人会同支部(姜日先会長)は今年から韓国料理の無料出張講座を始め、人気を呼んでいる。

 同支部のボランティア活動を伝え聞いた地元各地域の学校、自治体から問い合わせが殺到し、鄭団長らはうれしい悲鳴をあげている。(今年度4回目)

 2月16日、地元の河甲道相生分団長ら民団関係者も交えた一行14人は赤穂市立有年(うね)小学校(片山^一校長)を訪れ、6年生17人と父母17人を対象にチヂミとトックの作り方を伝授した。

 初めて韓国料理に挑戦した児童や父母たちは、慣れない手順にとまどいながらも出来ばえは上々とあって満足した様子。

 大河龍生さん(6年)は「おいしかった。小学校生活最後のよき思い出として、親子そろって韓国料理が習えてとても嬉しい」と満面に笑みを浮かべた。

 姜会長は「料理を通じて韓国の伝統や文化、食に込められた心が伝われば嬉しい」と話し、鄭団長も「若いオモニたちが民団や婦人会活動に関心を示しはじめるなど、組織活性化にもつながっている」と出張講座の思わぬ成果にニッコリしていた。

(2002.03.06 民団新聞)



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