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原告の証人申請認める

金幸一さん裁判



 「地上の楽園」の夢破れ、北韓から脱出した元在日同胞、金幸一さん(ソウル市在住)が総連を相手取って起こした損害賠償請求訴訟の第4回口頭弁論が1日、東京地裁民事43部であった。

 原告側代理人は「ぜひ証拠調べを望む」と、原告の金さんを含め3人の証人を申請した。これに対して、被告側代理人は「審理は尽くされた」として裁判の速やかな終結を求めた。3人の裁判官が別室で協議した結果、原告本人についてだけ証人申請を認め、ほかの2人については却下した。

 次回、第5回口頭弁論は4月19日、午後3時から。約1時間、原告の金さんに対する主尋問と反対尋問が行われる予定。

(2002.03.06 民団新聞)



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