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在日科技協が先端分野で学術大会



 在日同胞の科学技術者たちが一堂に会し、相互に研究を発表する第12回学術大会(主催=在日韓国科学技術者協会・洪政國会長)が2日、東京・麻布の韓国中央会館で開かれた。

 同学術大会は4年ぶりの開催。会場には全国各地から科学技術分野で活躍する在日同胞の研究者や大学院生90余人が駆けつけ、先端分野の発表に耳を傾けた。また、韓国と日本の先端技術の動向を探る両国先端技術者による特別講演は、特に注目を浴びた。

 今回は4年ぶりの開催となったが、情報システムや生命科学、基礎科学など各分野のポスター発表でも、主催側の予想を超える約50人が演壇に立った。

 これまで少なかった在日同胞研究者からの発表も15人に増えるなど、科技協側にとっては嬉しい学術大会の再開となった。

 科技協では今回の学術大会の熱気を、7月に韓国で開かれる海外韓民族学術大会につなげていきたいという。洪会長は、再開された在日の学術大会についても「レベルは高い。より広範な在日科学技術者を糾合し、今後も知的サロン≠ニして継続開催していく」という。

(2002.03.06 民団新聞)



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