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昨年上回る18社参加

KMJが就職セミナー



 【大阪】在日同胞をはじめマイノリティーの就職活動を支援する大阪国際理解教育センター(KMJ・鄭早苗理事長)が主催する「第8回就職教育セミナー」が2月20日、大阪国際交流センターで今春から来春にかけて卒業予定の学生や各企業関係者ら120余人が参加して行われた。

 企業側は昨年の13社を上回り日本航空、近畿コカ・コーラボトリング、大成建設など18社がブースを設けた。参加企業はいずれも「国籍、民族を問わず有能な人材を求めている」(近鉄百貨店人事部の話)と人物本位で採用していることを強調。鄭理事長も「参加企業は、在日の若者を等身大で評価する会社ばかり」と激励した。

 大学の就職案内掲示板でセミナーを知ったという趙聖愛さん(兵庫県三田市・女子大3年)は「いろんな会社にアタックしてみたい」とチャレンジ精神旺盛に話し、企業側の説明に熱心に耳を傾けていた。

(2002.03.06 民団新聞)



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