釜山で自由解散
民団中央本部では、朝鮮総連傘下同胞を対象にした2002年サッカーワールドカップ（Ｗ杯）観戦母国訪問団事業を６月２日から５日まで３泊４日の日程で実施、韓国チームのＷ杯第１戦であるポーランド戦（釜山）を観戦、応援する。成田、仙台、札幌、名古屋、関西、広島、福岡の７空港から出発する。参加申請の締め切りは３月26日。
金宰淑団長は１日、「83周年３・１節記念式」記念辞で、「今年はアジアで初めてであり、かつ史上初の二カ国共同によるＷ杯大会が韓国と日本で開催される」と強調、「私たち在日同胞は、韓日の架け橋として大会成功に向け力の限り支援していくとともに、この大会が南北和合の契機となるよう民団主催の参観団に総連同胞がともに参加すること」を呼びかけた。
「Ｗ杯観戦母国訪問団」は第１日には専用バスでソウル市内を観光、２日目は韓国民俗村訪問後、慶州に移動、３日目には国立慶州博物館、古墳公園など見学・観光後に釜山入りし、韓国対ポーランド戦を観戦、４日目は釜山駅広場で解散する。解散後は故郷・親族訪問や観光など自由行動。
日本からの出発空港別地域は次の通り。
▽成田＝東京、神奈川、千葉、山梨、栃木、茨城、埼玉、西東京、群馬、新潟
▽仙台＝宮城、青森、山形、岩手、秋田、福島
▽札幌＝北海道▽名古屋＝愛知、静岡、長野、岐阜、三重、福井、石川、富山
▽関空＝大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山、高知、徳島
▽広島＝広島、岡山、鳥取、香川、愛媛
▽福岡＝福岡、島根、山口、長崎、佐賀、大分、宮崎、熊本、鹿児島、対馬島、沖縄
参加申し込みは、最寄りの民団支部または本部へ。
なお、総連傘下同胞を対象とした2002年度春季母国訪問団（４月３日〜６日、ソウル・大田・慶州・釜山）は予定どおり行われる。
（2002.03.06 民団新聞）
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