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芦屋マダン・地域住民交流に800人

11回開催ですっかり定着



 【兵庫】ふれあい広場・芦屋マダンが23日、芦屋市立打出浜小学校で在日同胞や地域の日本人、外国人ら800余人が参加して開かれた。同マダン実行委員会(辻本久夫、朴豊用両代表)が主催、芦屋市、民団阪神支部(金翼河団長)、婦人会同支部(趙孝行会長)などが後援し、今年で11回目の開催となった。

 農楽隊が会場周辺を練り歩いたあと、体育館では同小学校有志らの合唱をはじめ、婦人会同支部舞踊部の田順子オモニらによる「セッタリョン」、芦屋南高校生徒たちの琴演奏、大阪女学院生徒らの「扇の舞」など多種多様なプログラムが繰り広げられた。また体育館周辺では、婦人会オモニらが昨年同様チヂミやキムチなどを販売し、大勢の人で賑わった。

 西脇市から参加した李敬司さんは「民団や婦人会など多くの方が催しに溶け込み、一生懸命取り組んでいることはとてもうれしい」と語った。

 今年は、韓日交流年およびW杯にちなみ、琴演奏など日本文化の紹介などを新たに加えたのが特徴。金団長は「団長になって5年、地域の韓日文化交流はますます盛んになってきている。このマダンの意義は大きい」と年々深まる交流を実感していた。

(2002.03.27 民団新聞)



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