民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
下町の在日家族描く

「京成線に乗って」上演



4月16日から東京

 東京・葛飾区の京成線沿線の下町でたくましく生きる在日韓国人家族と、近隣の住民の織りなす日常生活をユーモラスに描いた演劇「京成線に乗って」(皆乃春満作、矢野陽子出演)が、4月16日から21日まで東京・両国の劇場シアターX(カイ)で上演される。

 東京・葛飾区生まれの在日韓国人2世、李政美さんの歌「京成線」をモチーフにした。舞台ではオペラ歌手を目指した李さんの青春時代を中心に描く。李さんは音楽ばかりか、台本作りにも全面的に協力した。フィクションながら李さんを取り巻く実在の家族模様も忠実に再現される。

 出演は、「在日」をテーマにした故マルセ太郎さん作・演出の「イカイノ物語」に出演したメンバーを中心に旗揚げしたコメディ・オン・ザ・ボードのメンバー。制作者側は「イカイノ物語」の「東京版」を狙ったと話している。

 午後7時(土・日は午後2時)開演。全席指定4000円(前売り)。問い合わせはコメディオンザボード(03-3378-6460)。

(2002.03.27 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ