今年の第55回カンヌ国際映画祭で、「酔画仙」の林権澤監督が監督賞を受賞した。
26日、授賞式が行われたフェスティバル宮殿のリュミエール大劇場では、制作者の李泰遠さんや撮影監督の鄭一成さん、俳優の安聖基さんらも林監督の受賞を祝福した。
林監督はあいさつで「この賞は南北のわが民族に与えられた賞だと思う」と述べた。
韓国映画がカンヌ映画祭のコンペ部門で受賞するのは今回が初めて。「酔画仙」は、19世紀の画家・張承業の人生を美しい映像で表現した映画。同作品は林監督の98番目の作品となった。
(2002.05.29 民団新聞)
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