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韓国のこと教えて

日本の中学修学旅行生韓国中央会館を訪問



金定子婦人会中央会長(左)から
それぞれの名前をハングルで書いてもらう
利府西中学の生徒たち

 修学旅行で東京にやってきた日本の公立中学校4校の生徒が5月、「総合的な学習」を兼ねて東京・南麻布の韓国中央会館を訪れた。

 韓日共催のワールドカップが開かれることで、韓国への関心が高まっていることの表れと見られる。大阪の韓国会館などでは昨年から同様の例が見られるが、東京ではこれが初めて。

 韓国中央会館を相次いで訪れ体験学習を行ったのは、福島県の会津若松中、宮城県から七ケ浜中学と利府西中学、岐阜県の岩野田中学の生徒有志でいずれも数人のグループだった。ただし、23日の岩野田中学だけは例外だった。少数で韓国中央会館を訪れた後も47人がそろって東京韓国学校に出向き、生徒会メンバーと交流した。

 民団中央本部では文教局の鄭夢周局長と金亮秀副局長が応対した。生徒の興味と関心は韓日両国国民の生活習慣や文化の差異などに集中、熱心に質問を重ねていた。在日同胞の問題でも通称名と本名の由来、関東大震災時の大量虐殺などの話に聞き入っていた。

 また、婦人会中央本部では食文化を中心に学んだ。金定子会長からはおみやげに韓国語のパソコンソフトなどの記念品を贈られ、感激していた。

(2002.05.29 民団新聞)



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