【奈良】サッカワールドカップ（Ｗ杯）共催を機に生まれた韓国からの観光客を対象とした通訳のボランティアガイドにこのほど、在日同胞４人を含む15人が名乗りを挙げた。奈良市観光課でも案内パンフレット200枚を作成、韓国国内の関係機関に配布して利用を呼びかけている。
企画したのは「なら・観光ボランティアガイドの会」（山陰克己会長、120人）。97年の発足以来、市内を中心に毎年常時100人余りが登録しており、平城宮跡など奈良の誇る世界的な文化遺産を無料で案内してきた。昨年は488件13756人の観光客をガイドしている。
ガイド料は無料。ただし、現地での交通費や昼食代などは利用者が負担する。申し込み・問い合わせは電話、ＦＡＸとも0742（27）9889。
（2002.05.29 民団新聞）
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