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オリニ土曜学校

三重で初の開催



 【三重】日本の学校に通う同胞子弟に民族素養を学んで欲しいと各地で開かれているオリニ土曜学校が18日、三重でも初めて開設された。

 民団桑名支部(殷鍾秀支団長)の3階を利用して開かれる土曜学校は、小学生から高校生までを対象として毎月第1・3土曜日に開催される。中高校生の受験に対しても三重大学生の指導が得られるなど学習塾の要素も含んでいる。

 開校式には18人のオリニはじめ民団関係者、保護者ら35人が参加した。三重県本部の姜勝煕団長は「遊びながら民族の文化を学んでほしい」と呼びかけた。

 また、保護者同士の話し合いの時間も持たれ、今後の取り組みなどに対して話し合われた。主催側でもある保護者の尹拓根さん(40)は「三重でもこのような会ができてうれしい。一人でも多くのオリニ、保護者が集まり、価値ある土曜学校にしたい」という。

 オリニ達はさっそく、韓久事務局長の指導による簡単なウリマル会話、チャンゴ体験、チョゴリの試着などを楽しんだ。

(2002.05.29 民団新聞)



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