【ソウル】最大野党のハンナラ党の徐清源代表は24日の記者会見で、「サッカーワールドカップ大会（Ｗ杯）の成功のために国力を結集する必要がある」とし「そのためには、日常的な党務活動の範囲を越えた場外闘争を含め、全ての政治的な闘争を一時中止する」と明らかにした。
徐代表のこの宣言は、Ｗ杯の成功のために政争中止を呼びかけた青瓦台（大統領府）と与党・民主党の提案を受け入れたもの。野党の自民連はすでに政争中断を宣言している。
金大中大統領は21日の国務会議で、「世界的な大イベントの成功に向けて、（全国民が）一致団結した姿を全世界に示す必要がある。政権や政党のレベルではなく民族的な観点でＷ杯をとらえるべきだ」と強調、Ｗ杯期間中の政争中止とスト撤回を呼びかけた。
（2002.05.29 民団新聞）
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