【大阪】40カ国以上の在日外国人が住む高槻市にある多文化地域子ども会はこのほど、「いろいろな国の文化講座」(高槻市教委青少年課・多文化共生国際理解教育事業主催)と題して毎週土曜日午前10時から、青少年課分室(城内町1)で勉強会をスタートした。
多文化共生事業の一環として2年前から始まった。今年度1学期はチャンゴ演奏とプチェチュム(扇の舞)で、講師は、韓国留学経験をもつ日本人の政田浩江さんと、グループ黎明で舞踊を学んだ同子ども会出身の李水麗さん(高3)。
5月18日の勉強会に参加したオリニや父母ら20余人は、汗を流しながら熱心に学んだ。北日吉台小学校5年生の李梨花さんは「難しいけど、とても楽しい」と扇を開きながらはにかんでいた。
同教育事業専門員の金博明さんは「高槻市の民族学級は小学校3カ所、中学校5カ所と少なく、多文化共生事業をより一層広げていく必要性を痛感している。お互いの文化を理解しあう場として活用してほしい」と呼びかけている。途中参加も可能。
問い合わせは同青少年課(電話0726・71・2021)へ。
(2002.06.05)
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