民団新聞 MINDAN
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1300年の歴史に驚き

趙大使が高麗神社を訪問



第60代宮司の
高麗文康さん(右)
の説明を聞く
趙大使

 【埼玉】趙世衡駐日大使夫妻は5日、韓半島からの渡来人を祀る埼玉県入間郡日高町の高麗神社を訪れた。同神社は地元の在日韓国人にとっては韓日友好のシンボル的な存在。民団埼玉県本部(馬秉楽団長)は韓日親善のためにとかねてから大使に訪問を要請、大使もこれに応えたもの。

 関真市長や同市議会の川崎悦子議長ら地元自治体関係者の出迎えを受けた趙大使は、民団埼玉県本部役員を伴い、第60代宮司の高麗文康さん(35)の案内で境内を回った。応接室では「武蔵國高麗氏系図」を興味深げにひもといた。

 趙大使は同神社の主催した歓迎昼食会の席上、高麗氏の子孫が約1300年にわたって神社を守ってきたことに驚きと感謝の念を表明した。この後、境内に無窮花の苗木を記念植樹した。

(2002.07.17 民団新聞)



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