教師コース設定
教授側の専門知識を学ぶ
大学センター入試に韓国語が選択できるなど韓国語人気が高まりつつある中、韓国語の教師を養成するコースを供えた韓国語学校「ハングル・アカデミー」がこのほど、東京・千代田区神田にオープンした。
他の語学学校と同様に、初級から上級までのコースの他に、定員10人程度と少数精鋭の「教師研修コース」が設定されている。
韓国語の教師としての教育課程を修了して韓国語の教師をしている人材は多くはないという。アカデミーで講師を担当する金東俊さんは、韓国で教育課程を修習後、国語教師として勤務し、日本でも長年にわたって韓国語の普及を担当してきた。これまでも韓国語教師を専任している同胞や日本人教師を対象にしたゼミも開いてきた。
今回の教師研修コースは、韓国語教師やこれから教師になろうと希望する人たちを対象に事業を行う。そのため、音声論、音韻論、文法論、待遇論など韓国語の教師として身につけておかなければならない専門知識を学ぶことができる。
また、実際の授業をどのように指導していくかなどのレクチャーや情報交換なども行う。
同アカデミーの講師は、金さんはじめ全員がネイティブスピーカーで、初級から上級コースまで「聞く・話す・読む・書く」をバランス良く身につける指導を行っていく教育方針をとっている。
問い合わせはハングル・アカデミー(電話03・3294・1125)へ。
(2002.07.17 民団新聞)
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