民団新聞 MINDAN
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民団の当面課題学ぶ

中央組織学院



第180期中央組織学院

2泊3日で180・181期

 2泊3日の日程に改定されて初の中央組織学院が、2期にわたり開講した。5日から7日の第180期(学生長=李聖秀・島根県本部副議長)には17人、9日から12日の第181期(学生長=李相徳・千葉県本部組織部長)には21人が入所し、民団の略史や当面課題について学んだ。

 2班に分かれた分任討議では、「財政問題」と「後継者問題」をテーマに、独自の収益事業企画や団員宅の戸別訪問による団費徴収、幼少時からの民族意識啓発のために、オリニジャンボリーや土曜学校などに積極的に参加させることなどが話し合われた。

 181期の研修生らは「3世にバトンタッチするために2世が何をすべきか、これまで以上に民団に積極的に関わる必要性を痛感した」「民団の権益擁護運動の歴史を初めて知った。運動の現場に関わりたい」「目線を団員に向ける運動の原点を再認識した」などの意見が出された。

 2泊3日への制度改革はこの間、研修生の評価会で提案されていた「3泊4日の日程では商工人らの参加が難しい」との意見を受けて調整したもので、好評を博したようだ。

(2002.07.17 民団新聞)



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