来月から秋田で
秋田・ソウル国際定期便就航1周年を記念し、秋田・田沢湖町の劇団「わらび座」が朝鮮通信使を題材にしたミュージカル「つばめ(チェビ)」(脚本・演出:ジェームス三木)を上演する。8月25日から来年1月までは田沢湖町のわらび劇場、2月から岡山を皮切りに全国公演で上演される。
51年に設立されたわらび座は、53年田沢湖町に場を移して以降、全国各地の民謡や民俗芸能をベースに、多彩な表現の公演活動を行っている。
朝鮮通信使として渡日した李慶植は、饗応の席で10年前に水死したはずの妻に再会するが、お燕と呼ばれる春燕はすでに彦根藩の武士の妻として暮らしていた。2人の愛と2つの国の間で苦悩するお燕の姿を描いた作品。
25日16時からジェームス三木さん、黒田福美さん(女優)らによるシンポジウム、17時半から記念パーティが行われる。
予約・問い合わせは、芸術予約センター(0187-44-3939)。
(2002.07.31 民団新聞)
|