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◆国務総理署理に張大煥氏を任命

 金大中大統領はさる9日、国務総理署理に張大煥・毎日経済新聞社長(50歳)を指名した。初の女性総理誕生かと注目された張裳・前梨花女子大総長の総理任命同意案が7月31日に国会で否決されたことに伴うもの。国会は、政府による張大煥総理署理任命同意案提出を受け、今月中に人事聴聞特別委員会で聴聞会を開いた後に本会議で無記名投票を実施、承認するかどうかを決める。張総理署理は、米ニューヨーク大で国際経営学博士号を取得し、毎日経済新聞のオーナーだった故・鄭進基氏の婿。88年から毎日経済新聞の代表取締役と社長を兼務してきた。


◆補欠・再選挙、ハンナラ党が圧勝

 8日に行われた国会議員補欠・再選挙で、最大野党・ハンナラ党が首都圏7、慶尚道3、全羅道2、済州道1の計13選挙区のうち11選挙区で当選、6月の統一地方選挙に続き圧勝した。与党・民主党は地盤の全羅道の2議席しか取れず惨敗した。これによりハンナラ党は、国会議席を128から139に伸ばし、過半数(137)確保に成功、国会の主導権を握った。民主党の議席数は113に。投票率平均は29・6%と低調であった。


◆ソウルで「8・15民族統一大会」

 韓国と北韓の民間レベルによる共同行事「8・15民族統一大会」が15、16の2日間、ソウルのシェラトン・ウォーカーヒルホテルで、双方の代表団約530人が参加して行われた。開幕式では「南北共同宣言の実践」を強調する「7千万同胞に送る訴え」を発表。北韓代表団116人は3泊4日のソウル滞在日程を終えて17日、仁川国際空港から高麗航空のチャーター機で平壌に戻った。


◆外国人所有の土地、汝矣島の16倍

 外国人の韓国の不動産買収熱が、今年に入って少し下がっている。最近、建設交通部が8日明らかにしたところによると、6月末現在、外国人(外国国籍の海外在住韓国人を含む)が保有している土地は、1万8751件、1億3929万平方b(4214万坪)で、ソウル汝矣島の倍の(850万平方b)の16・4倍だった。金額では、18兆3000億ウォン。これは、昨年末の1億3589万平方bより、340万平方b(2・5%)増加したが、増加率は大幅に減少した(98年6月の不動産市場開放以来、毎年20%以上の高い上昇率を見せてきた)。国内不動産価格の大幅上昇が原因とされている。


◆ソウル大、「地域割当制」入試も

 ソウル大学の鄭雲燦総長は13日の記者懇談会で、2007学年度までに「地域割当制」を含めた多様な入試選考を実施する意向を明らかにした。鄭総長は、「外部の世論は地域割当制に対し賛否両論が半々に分かれている状態だと聞いている」と述べ、「米国のハーバード大学もサウスダコタ州同様、相対的に立遅れた地域の学生に対し、割当制を適用して選抜している。ソウル大学が地域割当制を実施するとしても、対象者は全国それぞれの郡から1、2人ずつ、合わせて200〜300人程度にすぎず、大きな問題はない」と説明した。


◆最も好きな俳優に安聖基と李英愛

 最も好きな男優は安聖基、女優は李英愛。韓国ギャラップが4月23日から5月2日までの10日間、全国(済州道を除く)1512人を対象に行った「最も好きな俳優」に関するアンケート調査の回答結果である。男優は安聖基(22・3%)に続き、韓石圭(13%)、張東健(10・9%)が選ばれ、女優は李英愛(15・6%)に続き全度妍(13・2%)、沈銀河(9・6%)の順だった。


(2002.08.21 民団新聞)



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