民団新聞 MINDAN
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歌って踊って大満足

各地民団で敬老会



民謡にあわせて踊るハルモニたち
(東京・長寿会で)

敬老の日

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東京で長寿会

 敬老の日を前にした11日、婦人会東京本部(康仁順会長)は都内のお年寄りに楽しい一日を過ごしてもらおうと東京・南麻布の中央会館に招待し、第7回の東京長寿会を開いた。

 この日は、75歳以上のお年寄り104人と引率41人、役員と来賓あわせて200余人が会場を埋めた。

 康会長に続き、婦人会中央本部の余玉善副会長、民団中央本部の具文浩副団長、東京本部の許孟道団長らがあいさつに立ち、お年寄りたちを前に「ますます意気軒昂で」と励ました。

 出席者中の最高齢者は90歳になる足立支部の呉辛玉ハルモニ。板橋支部の「明辰ハラボジ(86)、米寿を迎えた墨田支部の李順道ハルモニ(88)とともに長寿を祝って花束が贈呈された。


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総連と合同で

 【兵庫】民団東神戸支部(河政淳支団長)と総連東神戸支部(玄華胤委員長)共催の「第3回東神戸同胞敬老会」が13日、神戸市勤労会館で70歳以上のお年寄り140余人が参加して開かれ、婦人会同支部(朴貞淑会長)や女性同盟のオモニたちが準備した韓国料理に舌鼓をうちながら、楽しい一日を過ごした。

 民団、総連両幹部たちによる「アリラン」の合唱に続き、婦人会と女性同盟のオモニたちが「フルロアリラン」を合唱、ハルモニやハラボジたちは、リズムをとったり歌を口づさむなど、童心にかえってはしゃいでいた。


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最高齢・権さんに敬老祝賀金伝達

 【兵庫】民団兵庫・東神戸支部(河政淳支団長)は12日、管内に住む105歳の権七伊ハルモニに敬老祝賀金を伝達した。

 実は権ハルモニが在日同胞の中で最高齢者だったことが分かった。当初、東京の108歳ハラボジが最高齢とされていたが、国民登録上の手違いだったことが判明し、再調査の結果、権ハルモニが最高齢者と分かった。

 権ハルモニは慶尚北道奉化郡が故郷。韓国で結婚して長女を解放前に渡日。「大変な時代を生き抜いてきたけど、4男2女に恵まれ、孫の顔を見ることもできて、幸せ」という。

 近所で権ハルモニを見かけるという東神戸支部に勤務する金香蘭さんは、小柄ながらツエをついて1人で外出する姿は近所でも評判のハルモニだという。


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泉北支部でも

 【大阪】民団泉北支部(金徳植支団長)の敬老会が15日、同支部で50余人のお年寄りたちが参加して開かれた。

 同支部では、4年前に街かどデイハウス「ムグンファハウス」をオープンして以来、毎日10人前後のお年寄りたちが安らぎの場として集っている。この日も、婦人会同支部(張奉順会長)が用意したチヂミやムク、ナムルなどをほおばり、顔なじみの再会に会話も弾んだ。

 また、民団大阪府本部の姜徳壽副団長と任正福組織部長、金支団長が市内の病院に入院している102歳の全命女ハルモニを慰労訪問した。同日、八尾、布施、北大阪、城東、北河内の各支部においても、敬老会が盛大に行われた。

(2002.09.18 民団新聞)



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