釜山アジア大会29日から
応援団は万景峰号で
【ソウル】29日から10月14日まで釜山で行われる第14回アジア大会に参加する北韓の選手・役員ら311人のうち、第1陣159人が23日、高麗航空便で平壌順安空港から東海直航路を利用し、金海空港に到着した。
韓国が開催する国際競技大会に北韓の選手団が参加するのは今回がはじめてである。
チョ・サンナム朝鮮オリンピック委員会(NOC)書記長、李ドンファ副委員長らが率いる北韓選手団第1陣には、ケ・スンヒ(柔道)、李ミョンフン(バスケットボール)、金ヒョンミ(卓球)ら看板選手が含まれている。
政府と釜山アジア競技大会組織委員会は、北韓選手団の到着に先立ち16日、釜山展示コンベンションセンターのメインメディアセンターを開館し、南北分断の歴史上初めて、北韓国旗の「人共旗(人民共和国旗)」を掲揚した。
残りの152人は27日、やはり高麗航空便で釜山入りする。第2陣は、北韓オリンピック委員会の朴ミョンチョル委員長が引率する予定で、張雄・国際オリンピック委員会(IOC)委員の同行は確認されていない。
吹奏楽団と芸術人からなる北韓の応援団355人は、万景峰92号で東海を経由して28日に釜山・多大浦港に到着、同船を宿所として利用する。
(2002.09.25 民団新聞)
|