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民画の素材立体化

申範相さんが個展



11日から20日まで北九州で

 金属や木などを用いて、民画に登場するモチーフを立体で現代に蘇らせている彫刻家・申範相さんの個展が11日から20日まで、北九州市八幡東区のギャラリー倉屋で開催される。

 展示作品は金属、木、韓紙の3種類の素材を使った14点。

 民画にもたびたび登場する、山神の使者とされる虎と吉鳥として知られるカササギは、金属を使った作品。勇猛な中にもどこか愛らしさを残す虎の表情は見物。韓紙を用いた闘鶏は躍動感あふれる2羽の鶏の姿が表現されている。13日14時から北九州市立美術館講堂で、スライドを使い申さんの作品づくりを紹介する。

 また、25日から11月3日まで同ギャラリーで、申さんと5人の日本人造型作家による交流展も行われる。

 10時から18時まで。会期中無休。問い合わせは、同ギャラリー(093-661-7410)。

(2002.10.02 民団新聞)



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