| 開会式でパラソルと しゃもじを持ち 声援を送る 婦人会幹部ら |
民団組織幹部ら
【釜山】全国の民団団長、傘下団体長など民団組織幹部ら120余人は、第14回釜山アジア大会の開会式を参観した。
韓国と北韓が「韓半島旗」を掲げて同時入場行進する姿に大きな拍手を送った。
在日大韓体育会中央本部の金英宰名誉会長は「北韓が参加したことで大きな話題を呼んでいるが、北韓は今大会を契機に世界の仲間入りをして欲しい」と世界大会への参加を継続する必要性を語った。
また、在日韓商連の金建治会長も「『韓半島旗』を持った南北選手の入場を見て、血が騒ぎ、胸にジーンときた。早く統一されればと今一度感じた」と語った。
民団香川県本部の金伸造団長も「観衆の中に北韓の応援団が目にとまった。後方に陣取っていたのは朝鮮総連の同胞たちだと思う。同時入場行進したとき、彼らは身体を揺すって声援を送っていたが、理屈抜きに胸が熱くなった」と感動を語った。
韓信協の鄭圭泰会長(あすか信用組合理事長)は「平和の祭典でもあるスポーツ大会の力によって、南北の交流が深まり、統一が現実のものとなるように期待する。シドニー五輪の南北同時入場行進にも感激したが、祖国の地で南北選手団が笑顔で手を取り合って行進する姿を見て、大きな一歩を踏みだしたことを世界にアピールしたと思う」と喜んだ。
(2002.10.02 民団新聞)
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