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平和への誓い新たに

第43回顕忠日追念式開く


韓国中央会館で開かれた第43回顕忠日

 6・25動乱などで犠牲になった同胞を慰霊する第43回顕忠日追念式が6日、東京・南麻布の民団中央開館でしめやかに執り行われた。日本での追念式には6・25時に学徒義勇軍として参戦し、犠牲となった在日同胞の遺家族はじめ民団、傘下団体の役員ら200人が参加した。

 民団初代団長・朴烈烈士の実娘の朴慶姫さんが遺家族を代表して焼香し、犠牲者の冥福を祈った。

 民団中央本部の辛容祥団長は追念辞を通じて「透徹した使命感を持って参戦した先輩たちの精神は私たちの心の中に継承されています」としながら本国の金融危機に多くの同胞が支援を寄せたことは自発的な愛国心の結果だと、先烈たちの教えが引き継がれていることを訴えた。

 また金ソッキュ駐日大使(代読)は追念辞で英霊を慰めながら焼香した。遺家族および関係者の焼香には、95歳のハルモニも参加した。

(1998.6.10 民団新聞)



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