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さあ!次はわれわれの番

韓日サポーター集結し、2002年の始まりを祝う会


 「決勝戦も終わり、さあ次はわれわれの番だ!」。

 サッカーのワールドカップ(W杯)決勝戦が行われた十三日早朝、東京都世田谷区成城の東宝スタジオで「二○○二年W杯のはじまりを祝う会」が開かれ、在日韓国人や日本人のサポーターら約七十人が、縦三メートル、横五メートルのハイビジョンの超大型スクリーン前で観戦し、試合終了と同時に、四年後に向けてエールを送った。

韓日両国旗を手に「ハングッ」「ニッポン」と
エールを繰り返すサポーター

 在日韓国青年会(崔喜燮中央会長)と日本の出版社「ニューメディア」が共催したもので、会場には深夜〇時から在日韓国人と日本人サポーターが続々と集合。試合の予想や青年会が自主制作した共催ソング「友情のゴール」の歌手、福田奈々さんに合わせた合唱などで盛り上げ、決勝戦を待ち構えた。

 ビール片手に参加者らが持ち寄ったおにぎりやキムチなどを味わいながらにぎやかに試合を見守った。

 試合開始とともにフランスとブラジルが繰り広げる華麗なプレーに声援を送り、開催国のフランスがブラジルを破って優勝を決めると、チャンゴと太鼓の音に交じり大きな歓声が沸き上がった。

 試合後、青年会中央本部の金慶彦副会長(33)が「開催国は必ず活躍できる。四年後は両国代表で決勝戦ができればいい。互いに応援できるような大会を迎えたい」と決意のあいさつ。

 この後、全員が肩を組みながら「ハングッ(韓国)」「ニッポン」とエールを繰り返した。

(1998.7.15 民団新聞)



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