民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
韓国文化体験に300人

在日同胞教育にと日本人教員自ら学ぶ


ユンノリ(韓国すごろく)に興じる日本人教師ら

 【兵庫】在日同胞子弟の民族教育を考えるために韓国文化を知り、各地の情報交換を図る「兵庫県教職員招請・韓国文化研修会」が七月三十、三十一の両日、神戸市内のホテルで小中高の教師はじめ民団関係者ら三百余人が参加して開かれた。

 研修会では李御寧・梨花女子大教授が「日本文化と韓国文化」について韓日文化の異質と同質について解説した。また神戸韓国総合教育院の李禹植院長が韓国植民地下での土地調査事業、皇民化政策などの近代史を講演した。

 全四蓮婦人会兵庫本部会長らオモニによる民謡などの合唱、民族舞踊、民俗遊技なども披露された。この他、韓国文化体験も人気を呼んだ。

 「在日韓国人教育の現状と課題」をテーマにしたシンポジウムでは、民団兵庫県本部の金孝副団長ら在日同胞と日本人教師らが多様な角度から同胞教育の課題などを掘り下げた。

(1998.8.5 民団新聞)



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