民団新聞 MINDAN
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散逸予想される朝鮮学校
統一に備え対策促す

在日韓国人教育者研究大会



 【大阪】在日韓国人子弟に対する民族教育の促進をテーマとする「第三十五回在日韓国人教育者研究大会」(在日本韓国人教育者協会主催)が、十八日から三日間にわたって大阪市内で開かれた。

 初日は桃山学院大学の全在紋教授が「統一に対備する在日同胞学校教育に関する提言」と題して特別記念講演。近い将来に予想される総連系民族学校の散逸を防ぐため、韓国政府と民団、韓国系民族学校が今からなんらかの方策を考えていく必要があると強調した。

 二日目は各民族学校と教育院などから研究報告が紹介され、白頭学院の張成秋校長は「大阪の民族学校と日本公立学校に通う子弟の状況と環境」と題して基調講演した。

(1998.8.26 民団新聞)



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