| 親子そろって韓国語を学ぶ足立支部の講座 |
親子そろって韓国語を学びましょう―。民団東京・足立支部(権五鉉支団長)でハングル講座が4日、同支部会館でスタートした。二世の主婦をはじめ、三・四世の小・中・高校生など幅広い世代層50人が受講申請した。また、地元足立区議会議員も受講している。
開講式で権支団長は「支部会館をみなさんのわが家のように使っていただき、韓国語を学んでほしい。来年は成果を試すためにもみんなで韓国旅行を」と激励した。夫昇培東京本部団長も「この講座を▼出会い▼学び▼語り合い▼ふれあう場にしてもらいたい」とあいさつした。
同支部の韓国語教室は、かつて全国的に展開していた「民族教育五十時間制」以来。同支部では古くから毎年夏、管内の児童を対象にした「オリニ夏期学校」を開催しているが、この“卒業生”らに「もっと体系的に韓国語を学ぶ場を」との趣旨も込めている。
学校のクラブ活動の帰りに受講をするという足立区関原に住む韓貴美さん(中1)は「小さい頃、支部の夏期学校に参加した思い出がある。この機会に韓国語を習って来年は家族で韓国を旅行し親戚と会話をしたい」を目を輝かせていた。
同講座は東京韓国綜合教育院の李和淳氏を講師に、同支部会館で毎週金曜日、午後7時から2時間、続けられるが、中途受講申請も歓迎している。
(1998.9.9 民団新聞)
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