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<金大中大統領訪日>
祝砲21発、新時代へ

両国旗の中、熱い歓迎式



 七日の昼過ぎ、金大統領夫妻一行は、公式随行員とともに大統領特別機で羽田空港に到着した。金セキ圭駐日大使らから機上で出迎えを受けた大統領と李姫鎬女史は、祝砲二十一発が轟く中、民団中央本部の辛容祥団長、河ビョンオック議長、張煕東監察委員長や高村正彦外務大臣ら内外の人士と握手を交わした。

 国賓として来日した大統領一行を待ち受ける取材陣は、約六十人余りで盛んにシャッターが切られた。

 歓迎の出迎えを受けた金大統領夫妻は、特別賓客として随行した朴泰俊自民連総裁、金守漢前国会議長、洪淳瑛外交通商長官らと宿所の迎賓館に向かった。

 午後三時過ぎに始まった迎賓館の公式歓迎式には、天皇皇后、小渕恵三総理をはじめとする内閣の面々が迎えた。大統領は愛国歌の演奏と東京韓国学校、日本の小学校生徒、民団東京本部の団員、婦人会中央、東京本部の役員らが振る太極旗と日本の旗で熱い歓迎を受け、「お江戸日本橋」などの唱歌で見送られた。

(1998.10.14 民団新聞)



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