民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
10月マダン各地で開催

山形名物・芋煮会にユッケジャン



大ナベいっぱいに作られたユッケジャン

 【山形】山形の秋の風物詩・芋煮会―。民団山形県本部(金鍾文団長)は十日、市内を流れる馬見ケ崎川の河原で十月マダン・芋煮会を開いた。

 この日集まったのは一世から三・四世までの県内の団員家族百二十余人。二時間半かけて酒田市から駆けつけた同胞も。

 芋煮シーズンとあって大鍋に山形特産の里芋と牛肉、野菜を入れて煮るグループが河原を埋めた。今年が三回目という民団の芋煮は四つの大鍋で八十人分を仕上げた。また、同胞のマダンに芋煮だけじゃ足りないと、今年は特大鍋二つ分のユッケジャンを作り、参加者にふるまった。

 しょうゆ味の芋煮とは違った香りが河原に流れると、物珍しそうにのぞき込む市民たちや地元テレビ局のスタッフも取材に訪れ、「熱い、うまい」とユッケジャンに満足した様子。

 鍋を煮はじめた頃から雨が降り出し、あいにくの天気となったものの、テントの中で芋煮、ユッケジャンとビール片手に大いに気勢をあげた。

 山形では家族連れの同胞が参加できるのは年に一度のマダンだけで、金団長も「遠いところから来てくれる同胞もいて本当にうれしい。毎年続けていきたい」と目を細めて語った。


奈良では運動会

 【奈良】民団奈良県本部(金吉龍団長)でも創団五十周年の記念とマダンをかねて第十六回体育祭が十一日、大和郡山市内で開かれた。同本部傘下九支部の団員に関西興銀奈良支店の職員も加わり、三百人でにぎわった。

 小学生は「宝探し」、父母も「三人四脚」「むかで競争」、そして参加者全員での「綱引き」と十五種目を楽しんだ。

 この日の体育祭には、奈良日韓親善協会の松井重憲会長と鍵田忠兵衞県議会議員も参加した。


福井ではボウリング大会

 【福井】民団福井県本部(金鎮煕団長)でも十一日、敦賀市内のボウリング場でボウリング大会の後、野外バーベキューパーティを楽しんだ。

 マダンには県内の団員ら約百人が駆けつけ、交流の一日を楽しんだ。

(1998.10.14 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ